苦手に挑戦すること

フィットネスクラブで今、私が定期的に受講しているのが、初心者スイミングと、バレトンと、ヤムナボディローリングです。

なじみのない運動ですが、

バレトン…フィットネスにバレエとヨガの要素を取り入れたエクササイズです。筋力やバランス感覚・柔軟性が身に付き女性らしい体つきになれます。

ヤムナボディローリング…NY発、エクササイズ、ストレッチ、リラクゼーションの要素をまとめて取り入れたもの。骨格や筋肉を本来のあるべき場所に戻し体内にスペースを取り戻すことであらゆる不調を取り除きながらいつまでも健康的な体作りを助けるレッスン。

(フィットネスクラブ公式サイト説明より引用)

このような内容で、体を鍛えるというより、まずは整える感じでやっています。

初心者なので、当然下手くそです。

なかなか部位を覚えられなかったり、動きについていくのがやっとだったり。

でも身につけたいな、できるようになりたいな…と、良くも悪くも真面目にやっていました。

すると、バレトンの先生が「完璧に動けなくても大丈夫、まずは楽しんでー!」と、レッスン中に笑って言うのです。

その言葉で、おそらくは必死の形相だったであろう私から、ふっと力が抜けました。

――そうか、楽しんでいいのか。

できなくても、楽しんでいいんだ。

また、ヤムナの先生は毎回、日常で使えるようなポイントを解説してくれるのですが。

今回は、鎖骨について教えてもらいました。

鎖骨は、体の外側に向かって上がっていくのではなくて、横にまっすぐ伸びるのが正しいそうなんです。

確かに、横に伸ばそうとすると、肩が下がって胸が開き、姿勢がよくなります。

深い呼吸と正しい姿勢を日々意識できるような話を、さまざまな角度から聞けておもしろいです。

嫌いなことと、苦手なことは違う

高橋さんの本にもありましたが、苦手なことに挑戦するというのは、毎回新しい発見や達成感があります。

今まで自主的に習ったのは、文章を書いたり歌を歌ったり、好きなこと・得意なことをさらに伸ばそうという気持ちでした。

それはそれで素晴らしい体験なのだけれど、苦手なものに挑戦するというのは――正確には「苦手だと思い込んで、やってこなかったもの」には、また別の魅力があるんですね。

私にとっての運動は、体育という決められた時間内には、みんなよりできないことばかりで、先生やチームメイトから怒られることだらけで。

だから、授業以上に挑戦したこともなく、自分は運動が嫌いで苦手なのだと思っていました。

やってみたら、確かに人より覚えや動きは遅くて苦手らしいのですが、決して嫌ではなくて、「嫌い」ではないように感じます。

そういえば、脳の発達が凸凹な長女のサポートに、昔いただいたアドバイスが、

「得意なことに集中してさらに高められる時間と、苦手なことに挑戦して自分を底上げできる時間とを、両方作るのがいいです」

でした。

当時は理論としてしか理解できていませんでしたが、自分が実際に体感してみると、まさに!

得意と苦手は、人間の両輪なんだなと思います。

どちらか片方だけだと、進めないわけではないけれど、走りにくい。

わかっただけでも、挑戦してみた価値があります。

やってみて、やっぱり合わないとか、嫌いだと思ったら、そのときはいったんやめればいい。

ただ、人生のどこかでまた、ぴったり出合うことがあるかもしれないとだけ、覚えておく。

実際にやる・やらないのリストからは外しても、可能性としては、人生の片隅にそっと居場所をあげる。

それぐらいの距離感で、苦手なこととつきあえたらいいなと思いました。

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