たくさんの本を読んだ時期、だったはず。
だけど、これ! という一冊が、パッと閃かないのは、
おもしろいものをたくさん読めた幸せからか。
それとも、いったいいつ読んだものか、記憶が定かではないからか。
高校生の頃は、ラノベ作家さんになりたかったので、
新人賞受賞作を、たくさん読んでいました。
これはよかった! という気持ちを、今でも覚えているのは、
『シインの毒』『クリス・クロス』。
物語の展開に、ワクワクさせてもらった本です。
成人してからは、京極夏彦さんや森博嗣さんを読んで、
よかった! と思いました。
文章における美しさ、という価値観を育ててもらった作家さんです。
普段は、お題に対して、なにかひとつに話題を集中させることが多いのですが。
めずらしく、しぼりきれなかったな。
それだけ、素敵な本との出会いが多かったということかな。
子どもの頃にも、たくさんの本と出会って、感動しているのだけれど。
昔の記憶は淘汰されて、印象的なものだけが、ぽこんと出やすいのですよね。
高校生から22歳ごろ、というと、
読書の幅が、一気に広がって、大人の自分の土台ができた時期。
まだまだ混沌と、思い出の中にしまわれているようです。
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