エピソード15

十年ぶりに、あなたと会う。昔と変わらず、ふたりで話して笑い転げた。お互いに、変わってないねって。「またね」と別れてから、さっき撮った写真を...

エピソード14

ちいさな手が、ぐちゃぐちゃと不器用に靴ひもを結んでいる。わたしの手は、いつでも手伝えるように、きみの指が動くのを見ている。だけど今日、きみ...

【詩】かりそめならぬ

朝焼けの空に向かって走るいつもより潮騒が大きくて 私があって世界があるのでなく世界があって私があるのだろう 雲の輪郭をなぞるよ...