思わぬところで、役に立つ。
なんてことが、人生が進むにつれて、よく起こるものですが。
まさか十代に覚えたことが、今になっても役に立つとはなあ。
…と、今朝しみじみ思ったのは、郵便のこと。
今ね、娘が、進学とひとり暮らしに向けて、いろんな郵便物と格闘しているんです。
書類を提出したり、返送したり、めちゃくちゃたくさんある。
スマホ世代なのもあり、封書の表書き、裏書き、郵便の種類などに触れることが少なくて。
まだしばらくは、社会で一般常識として必要になるものだろうから、いい機会かもしれません。
で、ちょくちょく質問してくれるので、そのつど答えていたんですね。
「行」を「御中」や「様」に直すこと、赤書きで「○○在中」と書くこと。
表書き、裏書き、添え状の書き方。
どの郵便だと記録が残って、どの郵便が早く届くか。
これ全部、私が十代のとき、詩や小説を公募するときに覚えたことだったんです。
オンラインでの作品応募という形がなかったから、手書きの原稿用紙を封筒に入れて、郵便で送っていた頃に、
いっしょうけんめい調べて、覚えて、祈るように送った作品たちのおかげで、身についたこと。
いやあ、役に立つものだなあ。
昔の頑張りのいろいろが、愛おしくなった朝でした。
