右も左も、おんなじように

次男と、卒園記念に先生に贈るカードを作っていました。

メッセージと写真を、シールで可愛くしてね! とお願いしたら。

うん、素敵! とっても可愛くできました!

ただ。

ものすごく几帳面に、シールを左右対称に貼っているんです。

絵柄も大きさもばらばらなシールの中から、

「ケーキ」「プレゼント」「フォーク」「字のやつ」「リボン」

など、同じものを探しては左右同じ位置に置いていく姿を見て、自分の小学生の頃を思い出しました。

理由はわからないのですが、当時の私は「左右平等」にこだわっていて。

たとえば、階段を下りるとき。

歩数が奇数になると、どちらかの足が一歩ぶん多くなってしまうのが嫌で、もう1回上って、下り直したり。

右足から玄関を出て、一度戻って、また左足から出たり。

右手で扉を開けて閉めたら、また左手でやり直したり。

本棚の本は、緩やかなU字を描くように、左右対称に高さを揃えたり。

たぶん、普通の人はそんなことはしないのだろうなと、子どもながらに感じてはいて、誰にも話したことはなかったのだけれど…。

「強迫性障害」という言葉を知ったのは、40歳を過ぎてからでした。

今はもう、生活に支障が出るようなことはありませんが。

子どもたちに手紙を書いて、シールやイラストでデコレーションするときなんかは、つい上下左右を対称にしてしまうんですよね。

次男と同じです。

もしかして、似たような特性があるのかもしれません。

「左右おんなじ」に美意識を感じるぶんにはよいのですが、必要以上のこだわりで苦しくなることがないように、ちょっと気をつけて見守ろうと思います。

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