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【note詩】味わう

とろけるように甘く舌の上で 永遠に転がしていたいものも 泣けるほど苦くてすぐにでも呑み込んで忘れてしまいたいものも 口に含んで...

【note詩】旅路

老いた旅人が語るには もう歩くことはできないが心は 自由に旅している 天に召されるその日には見えない世界を旅するのさ 旅...

【note詩】早春散歩

さむい朝 むすこがお手々をふたつ わたしのポケットに入れるのです あったかいねえなんて言われたら ほんとうは わたし手を...