【note詩】土を踏む

雑草まみれの川の中
手折られた葉が
くる くる と流れてゆく

あちらこちらに引っかかり
今にも絡め取られそうな

かすかな流れの中を
一心に進んでゆく

この葉に恥じないようにと
地を踏む一歩に力を込めて
背筋を伸ばし 歩いてゆく

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