【note詩】海と母 2023/9/23 詩 泳げる息子が泳げない母にこう言った。 「海のなかで息ができればいいのにね」 なるほどそれなら私も溺れない。 だけれども浮かなかったら帰れない。 私はどうやら海の生物として生きるか 海底を歩いてヒトに戻るしかなさそうだ。