【詩】コントラスト

雪が
はらはらと
積もる朝。

ひと息ごとに
きん と
肺が冷えてゆく。

遠くの山々は
くっきりと
真白を頂き

近くの山からは
ぼやけた朝靄が
立ち昇る。

羽を休める鳥は
影絵のように
動かない。

柔らかく
張りつめた
冷たさと。

輪郭のある
静寂と

曖昧な
揺らめきと。

それは
生命あるものの
コントラスト。

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