【詩】むすこが泣いた

むすこが
泣いた。

声がわりをした
ひくい声で

のどを鳴らして
泣いた。

ふるえる体に
雄の命をみた。

涙よ糧になれと
目を伏せるしか
できなかった。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする