【詩】かりそめならぬ

朝焼けの空に向かって走る
いつもより潮騒が大きくて

私があって世界があるのでなく
世界があって私があるのだろう

雲の輪郭をなぞるように
静かに思いを馳せて

雨上がりの露のきらきらに
いつまでも喜んでいる

世界を間借りしている私は
そのように生きたいのだ

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