エピソード14

ちいさな手が、ぐちゃぐちゃと
不器用に靴ひもを結んでいる。
わたしの手は、いつでも手伝えるように、
きみの指が動くのを見ている。
だけど今日、きみはひとりで玄関を出た。
アンバランスな靴ひもが、ぴょんと跳ねた。

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