【詩】ちいさな恋を

マシュマロを焼いて
クラッカーに挟んだ

むにゅう と
はみ出した
マシュマロで

口のまわりと
指の腹とが
べちょべちょになって

ぼろぼろと
クラッカーの屑が
床に散らばる

乳児のように
ばくりばくり
食べ尽くした

朝の吐息も
宵の甘さも

大人みたいに
珈琲の嘘では
飲みこめなくて

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