【note詩】ひとりしずかに

しずかな部屋で
ひとりきり
椅子にすわる

そんなことも
ずいぶんと
していなかったのだ

自分のために
香りのよい
お茶を淹れた

冷めないうちに
ゆっくりと
飲み干した

時計の針の音が
遠くから
きこえる

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