【note詩】味わう

とろけるように甘く
舌の上で 永遠に
転がしていたいものも

泣けるほど苦くて
すぐにでも呑み込んで
忘れてしまいたいものも

口に含んでみると
決めたのは私なのだと
思い知りながら 味わう

すべての出来事と感情を
ただ 味わう

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする