あと どのくらいだろう
赤子を抱いて思っていた
泣く以外の言葉を知るまで
夜通し眠るようになるまで
手をつないで歩ける日まで
ゆらゆらと抱きながら
長い夜を思っていた
あと どのくらいだろう
青年の背に思っている
同じ屋根の下で暮らして
何でもない話をして
一緒に出かけてくれるのは
あと どのくらいだろう
彼を見上げて思っている

あと どのくらいだろう
赤子を抱いて思っていた
泣く以外の言葉を知るまで
夜通し眠るようになるまで
手をつないで歩ける日まで
ゆらゆらと抱きながら
長い夜を思っていた
あと どのくらいだろう
青年の背に思っている
同じ屋根の下で暮らして
何でもない話をして
一緒に出かけてくれるのは
あと どのくらいだろう
彼を見上げて思っている