【note詩】うたたね 2024/5/20 詩 鼻先が湯に触れて目が覚めた。 おふろで眠っていたらしい。 うたたねは溶けるように夢を誘う。 ひなたに置いたアイスクリームみたいに 影も形もなくなりそうだ。 私の形を保たねばならぬと いそいそとふとんに潜った。