【note詩】夜のおさんぽ

しあわせは まあるいかたち

ぽってりと腕におさまる
あかちゃんのおしりの重み

泣きやまない きみに
わらいかける お月さま

見えるかな と
手を添えて傾けた うしろ頭

さっきまで泣いていた きみの
まんまるに開かれた瞳

きれいねと語りかける わたし
心の棘が消えてゆく ぬくもり

わたしのしあわせは まあるいかたち

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