すっごく幸せな絵本だった…!

はだかんぼうの「ぼく」フレッドが、
おかあさんのクローゼットで、自分にぴったりの服を見つけて着てみたり、
おかあさんのように、ドレッサーでお化粧をしようとしてみたり。
ひとり、わくわくと遊んでいるところへ、おとうさんとおかあさんがやってきます。
両親は、スカートをはいて、ほっぺたに口紅をくっつけた息子を、見るわけですね。
そのときの、おとうさんとおかあさんの表情が、めちゃくちゃ好き。
慈愛、としか表現できない、やさしいあたたかさ。
フレッドの、ちょっと得意げな顔も、可愛くて。
そして、ここからの両親が最高だった!
おとうさんもおかあさんも、ペットのワンちゃんも、
家族みんなでお化粧したり、アクセサリーをつけたり、
“いろいろ たのしく ためしてみました。”
っていうんですよ。
いい…すごくいい!
こんなふうに、わたしは子どもを見れてたかな。
「ひとりの人間として向きあう」って、きっとこういう世界なんだ、と思いました。
読むと、みずみずしい果物みたいに、幸せな気持ちが染み出してきます。