ぼくのスカート(ピーター・ブラウン)

すっごく幸せな絵本だった…!

はだかんぼうの「ぼく」フレッドが、
おかあさんのクローゼットで、自分にぴったりの服を見つけて着てみたり、
おかあさんのように、ドレッサーでお化粧をしようとしてみたり。

ひとり、わくわくと遊んでいるところへ、おとうさんとおかあさんがやってきます。
両親は、スカートをはいて、ほっぺたに口紅をくっつけた息子を、見るわけですね。

そのときの、おとうさんとおかあさんの表情が、めちゃくちゃ好き。
慈愛、としか表現できない、やさしいあたたかさ。
フレッドの、ちょっと得意げな顔も、可愛くて。

そして、ここからの両親が最高だった!
おとうさんもおかあさんも、ペットのワンちゃんも、
家族みんなでお化粧したり、アクセサリーをつけたり、

“いろいろ たのしく ためしてみました。”

っていうんですよ。
いい…すごくいい!

こんなふうに、わたしは子どもを見れてたかな。
「ひとりの人間として向きあう」って、きっとこういう世界なんだ、と思いました。

読むと、みずみずしい果物みたいに、幸せな気持ちが染み出してきます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする