帯で紹介されていたのが、
Q.息子に「クソババア」と言われました。
A.だってほんまにお母さんは「クソババア」だからです。
(優しいところもあるから、常日頃は「ババア」で、たまに「クソババア」です)
で、ヨシタケシンスケさんのイラストですよ。
いい味、出してます。
子ども記者風に言うなら、「そんなん、読むしかないやん!」です(笑)。
大人の悩みに子どもが答える、お悩み相談の数々は、どれもストレートで辛辣で、だけど不思議とおもしろくて温かい。
この回答内容、たぶん、我が子に直接言われたら、ものすごく腹立たしいと思うんですよ。
でも、新聞という媒体を通して、子どもたちが答えてくれているから笑えるし、気づきも大きいように感じます。
あとがきに、このような一節がありました。
新しい時代。今までのやり方では行き詰まることも多い。
だからこそ既成概念を覆してくれる子どもの存在は大きい。
なるほど、その通りかもしれません。
子どもから学ぶことは、本当に多いですから。
物事を難しく考えすぎていないか? と、自分に問い直しながら、楽しく読ませてもらいました。