作家、という職業。
…なのだと、最近思うようになった。
自分の書いた文章で、誰かに喜んでもらうこと。
子どものころは、文章を書く仕事って、
自分が読んでいた絵本や小説を書く人、しか知らなくて。
書いてみて「ああ、私には書けないな」と思い知って。
SNSの広がりが、私をただの主婦から、
「文章を書く人」に押し上げてくれたけれど。
人に喜んでもらうことが、確かにできたのだけれど。
私にとっての「作家」という職業は、
本屋さんに紙の本が並んで、読者に届く人。
なのだ。
私が文章を書ける場所は、増えた。
お金をいただいて文章を書くことが、できるようになった。
資格が必要な職業でもないので、名乗ってしまえば、作家にはなれる。
だけど、私がなりたかった「作家」は、
本屋さんに紙の本が並ぶ作家、なのだ。
今年は、本を作る。
友達が立ち上げる出版社で、紙の本を作る。
なりたかった作家に、なろう。
