久しぶりの、鴨頭嘉人さんです。
技術よりもまず先に、コミュニケーションに対しての「マインドセット」から、というのが、鴨頭さんらしくて素敵。
鴨頭さんいわく、
優しい気持ちになることが重要
だと言います。
「コミュニケーションがうまく取れない」と感じているなら、あなたは「優しくない」のです。まずはその事実を受け止めましょう。
安心してください。あなたは必ず優しくなれます。
優しさを基にしたコミュニケーションを身につければ、相手に伝えたいことがきちんと伝わり、周りからは信頼されるようになるはずです。
さあ、今までのコミュニケーションスタイルを変える準備はできましたか?
まずは、「あなたは優しくない」というスタートラインに立ちましょう。
「自分は優しくない」という事実を受け止めると、自分の「優しさ不足」に気づけるようになります。
この「気づけるようになる」という段階はものすごくレベルが高いのです。つまり、多くの人が、自分の「優しさ不足」に気がついていません。
ここでいう「優しさ」は、「優しい心を持っているか」と「優しい行動が取れているか」の両方を意味しています。
このたたみかけるような鮮やかな流れが、すとんと腑に落ちていく感覚。
そして、点と点が繋がる感覚。
「表面的なノウハウの前に、まずマインド」
というのは、私が行き詰まりを感じてから、ここ数年間で学んできたものと同じでした。
心屋仁之助さんの言葉で表すと「心の大前提」。
小池浩さんなら「宇宙のしくみ」。
斎藤一人さんの「思い」。
宮島賢也さんの「満月理論」。
ドミニック・ローホーさんの「シンプル」や、やましたひでこさんの「断捨離」。
そして最近では、数秘術鑑定や才能プロファイリング。
これらすべてが、マインドセットし直すきっかけとなり、今があります。
私の行き詰まりは、環境ではなく、自身の心のあり方から来ていて。
何かを始めるにしても選ぶにしても、そもそもの前提やスタートラインを間違えていると、歪みが出て生きづらくなっていくんです。
やってみて、改善。そのくり返しが、よりよい人生を作るのならば。
生きている限り必要なコミュニケーションも、よりよくしていきたいものです。
「相手に負担をかけるダメ・コミュニケーション」では、わたなべぽんさんの、人見知りの一節を思い出しました。
相手からどう見えるのか気にしてばかりで、
相手のことを考えなかったり、その場を楽しもうと思えなかったのかも…
私も人見知りですし、HSPの特性も影響しているのか、コミュニケーションに対する緊張感は半端ないものがあります。
「だから自分を押し殺す」のも、「相手からのアクションを待つ」のも、コミュニケーションとしては、まったく優しくない。
自分にも相手にも、正しく優しい積極的なコミュニケーションをとれるようになるのが、目下の目標です!
マインドだけでなく、参考になる技術も盛りだくさんの1冊ですが。
まずは「優しい気持ちになる」ところから、きっちりと落とし込んでいきたいと思います。