10文字ホラー 1(氏田雄介・編)

長女が図書室から借りてきた本です。

何これ、おもしろい!

まず、短いから読みやすく、手に取りやすい。

たった10文字の世界なのに、想像を深めると、どこまでも怖い。

ひとくちにホラーといっても、怪談的なものからミステリ的なもの、はたまたSF的なものまで、幅広い怖さでした。

考えすぎると怖いので、あえてイメージを抑えながら読むこともできます。

直接的に恐怖を伝える文章もありますが、なんの変哲もない言葉なのに怖いほうがおもしろかったです。

こっちにも曲がるんだ

とか、一見普通の文章なのだけれど、「ホラー」としてとらえると、どんどん怖い想像がふくらんできて、秀逸!

ラノベに続き、Twitter発の書籍が置かれている学校の図書室って、なかなか素敵な環境だなあと思います。

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