魔法の道具

次男が、算数のプリントを解いていました。

上段と下段に絵と数字が書かれていて、「おなじかずをせんでむすびましょう」という問題です。

力を込めて鉛筆を握り、ふるふると手を震わせながら書いている弟に、兄が、

「定規で線を引くと、きれいにできるよ」

と教えてくれました。

「おおー! これはすごい!」「おかあさん、おれは進化した! 大発見だ!」

次男、あまりの線の美しさに、大興奮です(笑)。

「うわあ、すごいね、とってもきれい! 先生にも見せようね!」

たったそれだけのことで得意満面の息子が、可愛い。

でも、大人には「それだけのこと」が、小学1年生の彼には、まるで魔法のようだったのだろうなと思います。

これからはコンパスや分度器も使うし、理科が始まったら実験器具も出てくるし…。

学校の授業には、魔法の道具がまだまだあるよ。

初めての体験を、こんなふうにきらきらした顔で、たくさん楽しんでほしいです。

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