気がつけば、桜の花も咲き終わりました。
山沿いの道を通ると、緑が綺麗な季節。
久しぶりの雨の中、ふと眺めた山並みが、それはもう素晴らしかったです!
濃い緑と薄い緑の、多様なグラデーションが、遠くまで広がっていました。
雨に濡れて、色合いもより鮮やかに。
そして山頂は、靄に覆われて、溶け合う輪郭が墨絵のようです。
晴れた日の新緑がいちばん好みではありですが、雨に濡れると、自然の色は、どうしてこんなに鮮やかになるんだろう。
人が涙を経験して、より美しくなってゆくのは、自然の摂理にかなっているのかもしれません。