いま考えていたものごとが
さらさらと音を立てて流れてゆく
砂時計の砂が落ちるように
ふと浮かんだ言葉のかけらが
ぷくりと表れては消えてゆく
ちいさな泡がはじけるように
砂時計の砂は ガラスの底にあり
ひっくり返せば戻ってくる
ちいさな泡は 空気の中にあり
息を吸うと帰ってくる
わたしの中にあったはずの
考えていたものごとと言葉のかけらは
どこまで旅に出たのだろう
いま考えていたものごとが
さらさらと音を立てて流れてゆく
砂時計の砂が落ちるように
ふと浮かんだ言葉のかけらが
ぷくりと表れては消えてゆく
ちいさな泡がはじけるように
砂時計の砂は ガラスの底にあり
ひっくり返せば戻ってくる
ちいさな泡は 空気の中にあり
息を吸うと帰ってくる
わたしの中にあったはずの
考えていたものごとと言葉のかけらは
どこまで旅に出たのだろう