ひとつずつ言葉にしていく

今日はなんだか疲れきっていました。

からの、復活しました!

【ひとつずつ言葉にしていく】

原因は、いくつか思い当たるのですが…。

体調面では、花粉症がまだ治まらず、鼻づまりで頭がぼんやりと霞がかっていたことや。

慌ただしくて、いつもより睡眠時間が少ない日が続いたこと。

気持ちの面では、新年度の始まりで、学校関連の連絡調整が多かったことや。

認知症の家族の話し相手が、私に集中したこと。

ともかく休憩したほうがよさそうだと感じて、家事を減らし、昼寝をしたのですが、どうにもすっきりしません。

本を読む気持ちにすらなれなかったので、これはいよいよ赤信号。

#娘的には母が本を読めないときは

#本格的にアカンという判断基準になるらしい

「やらねばならない」をしばし放棄することにして、ぼんやりタイムにしました。

すると、ぽろり…ぽろり…と、小さなねじが落ちてゆくみたいに、言葉がこぼれる感覚があったんですね。

手近のスマホを引き寄せて、ねじをひとつずつ拾っていくように、

ぽちりぽちりと言葉を記していくうちに、だんだんと形をなした文章になってきて。

整え終わる頃には、ただ気怠かった疲れが、少しだけ心地よいものに変わっていました。

そこからは、普段どおりに動くことができました。

なんだか、消化不良だったのかなあって思います。

頭の中にあるものを、うまく見つけて出してあげられないと、体と心が停滞して、澱んでしまうみたいです。

人生をふり返ってみれば、途中、何も書かずに過ごした時期が10年間ぐらいあって、

その頃は生きるのに必死すぎて、自分を俯瞰する余裕もなくて、だからこそ停滞して苦しかったんだろうな…と。

いつでも時間をたっぷりかけて、気持ちや言葉を拾い上げることは難しいので。

書くだけでなく、話す・描く・撮る・歌うなど、

手軽に使えて、自分が快い消化・放出の方法を、たくさん持っていたほうがよいのかもしれません。

こうしてひとつずつ言葉にしてみて、私はやっぱり、書くことは好きなんだなと思いました。

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