【note詩】彼方の子どもたち

風が びゅうと吹いたので
思わず顔をおおいました

腕の向こう側から
落ち葉がたくさん
われ先にと駆けてきて

まるで 子どもたちを
眺めているようでしたので

目など閉じずに
両腕を うんと伸ばして
抱きしめたくなりました

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする