【note詩】特別な日

ふと 目に映るもの

昨日 のんびり泳いでいた鴨が
今朝は慌ただしく川面を突いていた

ずっと静止画のように佇む鷺が
いま ふわと飛び立つのを見た

さわさわ揺れていたはずの木が
ぴたりと止まって音もない

ふと 目に映るものが
いつもとは違う姿をしていて

一瞬の特別に 息を忘れる

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