【詩】ひとつのいのち

ぼんやりと、
薄く曇った朝だった。

空いちめんに、
雲が広がり。

深い山から、
朝靄が立ちのぼる。

空と大地の、
境界線が溶けている。

昨日ぱきりと割れていた
空の上と、空の下とは、

ひとつのいのちに
なっていた。

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