【note詩】愛のかたち

少女だったわたしは
きみがあまりに綺麗だったので
瞳に焼きつけておきたかった

大人になったわたしは
きみがあまりに愛しかったので
ガラス玉に閉じ込めたくなった

母になったわたしは
世界があまりに美しかったので
そのまま溶けてしまいたかった

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