【詩】剥がれゆく痛み 2026/5/5 詩 春の嵐が吹き荒れて 破れかけの網戸をばりばりと剥がしていった 全部ちぎれて飛んでしまえば いつだってまっさらに新しくなれるのに 宙ぶらりんに剥がれかけた古い記憶は 揺れるたびに痛くなるのだ