昨日に続いて、私の本の読み方の話を、もうひとつ。
【“本”を楽しむ】
私、本は「1冊ずつ、順番に読み切る」タイプでした。
理由はわからないけど、子どもの頃からそうだった。
1冊ずつ、集中して読むのが、好きだったのかもしれないし。
大人から、そうして読むものだと教えられたのかもしれないし。
#そしてそれがまったく苦でなかったのかもしれないし
おこづかいでは、好きなように本を買えなくて、図書室がメインだったから、
読み切って返さなきゃいけない、という意識が根付いたのかもしれないし。
そのスタイルに違和感はなかったのですが、
大人になってからは、ほんの少しだけ、困ることがあったのです。
自由に本を買えるようになったから、読み切る前に、次の読みたい本が積み重なって、
「ああー! 体が2つあれば!」とw
でも最近は、初見の小説以外は、1冊ずつじゃなくても読めるようになったんです。
#物語はがっぷりと入り込みたい
#その世界に集中したい
小説を読みながら、エッセイや詩集を開いたり、
ビジネス書を読みながら、漫画を挟んだり。
なんなら、積ん読も焦らずに、その風景を楽しめたり。
これができるようになったのは、大好きな本友・ 比嘉教子 ひがっちさんのおかげ!
ひがっちさんは、懐の広い本好きさんで。
読んでも読まなくても、本という存在を、
少しでも好ましく感じる、少しでも興味がある、それだけで「立派な本好きです!」
って、ずっと言い続けてくれるひと。
自分は読書が好きじゃない、と思い込んでいた人は、目から鱗だし!
まあまあ読書が好きな、私のような人の枠も、さらに広げて、
楽しさと幸福感を、何倍にも増やしてくれるし!
1冊集中読み切り型だった私は、すきま時間の読書が、なかなかなじまなかったのだけど。
#途中で現実に戻りたくないw
#読みたいのに読む時間がないループに陥りがち
ひがっちさんと出会ってから、前よりもっと、
本を読むことも、触ることも、選ぶことも、眺めることも。
たくさん、楽しめるようになりました!