納豆と、ごはんが好きです。
「納豆ごはん」ではないんだなあ。
混ぜないのです。
納豆は、小粒~中粒ぐらいの、やや固めの食感が好き。
タレは昔ながらの、しょうゆベースのものがいい。
常温よりも、冷蔵庫から出して間もないタイミングで。
よくかき混ぜると、うまみが増すと言われていますが。
ごはんと一緒に食べるときは、さっとタレが行き渡る程度に。
くるくると、軽く混ぜあわせるぐらいにします。
ごはんも、やや固めに炊きます。
まず、ひんやりとした納豆を、箸でひとすくい食べます。
そのまま続けて、あったかいごはんを口に。
納豆の粘りと一体化しきっていないタレが、ごはんにもなじんでいく。
固めの、さらりとしたお米の粒に、つるりつるりと納豆が絡む。
舌の上で、転がるように味わいながら、噛んでゆく。
これが好きなんですよねえ…!
あんまり横文字でおいしいって言わないんだけど、
きっと、マリアージュというやつに違いない。
ちなみに、卵やとろろいもなど、納豆に何かを加えるときは、
食べ方が真逆になります。
タレと納豆と、あわせアイテムを、よおくかき混ぜて。
混然一体となったそれを、あったかいごはんにのせます。
まずは、そのまま、二層のかけごはんを。
口の中で混ぜる感触を楽しんだあとは、
おちゃわんの中で、ぐるぐると混ぜあわせます。
そうして、もぐもぐ噛みしめる。
一体化した素材が、今度は口の中でほどけてゆくような。
広がるおいしさが、トッピング納豆ごはんの魅力です。
「混ぜておいしい」と、「混ぜないでおいしい」。
私たち人間の舌を永遠に飽きさせない、
いろんな顔があるのが、楽しいなあと思います!
