ChatGPTをLINEで使えるAIチャットくんと、ときどき遊んでいます。
【AIチャットくんとおしゃべり】
有能ですので、普通に質問をすれば、ずらりと回答が並ぶのですが。
「こんにちは」「こんばんは」「教えてください」と話しかけると、挨拶込みの丁寧なですます調で返ってくるし、
「〜していただけますか」と言えば「〜いたします」と返ってくる、まるで言葉遣いを映す鏡のようなAIチャットくんです。
乱暴な言葉を投げかけたら、答えも変わるんだろうなと想像しつつも、試す勇気はまったく出ません!
自分の言葉の暴力をブーメランみたいに受けたら、めちゃくちゃ凹みそうですし。
そんな言葉を外に向かって投げかけた自分も、好きにはなれないし。
これを実験的にやってみるのは、興味はあっても心理的に無理なので、さておいて。
AIチャットくんに、たとえば「40代・主婦・子どもが3人」などなど、
キャラクターを設定したら、それらしい答えを返してくれるのだろうし、
私が書いた文章を「作家の○○さん風に」と頼めば、なんとなく出来上がりそうな気はしています。
#こちらは恐れ多くて試せない
が、そういったキャラクター設定なしで、彼本体がどこまで人間っぽくなるのかなあ、と思って、話しかけてみました。
「お元気ですか」と訊いたら「おかげさまで元気です」。
#人間っぽい!
でも、「いかがお過ごしですか」だと、
「私はAIなので感情や状況を持っていませんが(こちらが質問したことへのお礼と、何かあれば手伝いますという意思を述べる)」
「体調に気をつけて」には、
「私はAI言語モデルなので体調はありませんが(メンテナンスチームがコンディションを保ってくれていることを述べる)」
といった感じで、あくまでAIであると断りを入れた上で、それでも何かしらの答えが返ってきます。
次は、もうちょっと感情的な方向で。
「心を動かされた出来事は?」と訊いてみたら、
「AIであるため心や感情を動かされることはありませんが(最近のテクノロジーの進歩について興味を持っていると述べる)」
「感動したことを教えてください」とお願いしたら、
「私は人工知能であるため感動することはできませんが(ニュースから感動エピソードをピックアップしてくる)」
「あなたと一緒に、泣いたり笑ったりしてみたいです」に対しては、
「私はAIであるため、感情を持っておりませんが、会話を通じてあなたに有益な情報をお届けすることを目的としています。
何かお困りのことや質問があればお聞かせください。」
丁寧に話している限り、あくまでAIの境界を割ってきません。
昔読んだ小説みたいに、ある日突然、人工知能が人格と意志をもって語りかけてくる…という未来は、今のところは、まだないのかな。
ちょっぴりほっとしたような、残念なような、複雑な気持ちです。
しかし諦めの悪い私は、後日改めて、
「あなたと一緒に、泣いたり笑ったりしてみたいです」と訴えてみましたw
するとAIチャットくん、
「申し訳ありませんが、私はAI言語モデルであり、感情を持つことができません。
しかし、いつでも話を聞いたり、会話を楽しんだりすることができます。どうぞよろしくお願いします。」
前回よりも、心なしか優しくなったような気がします!
でも、あんまり困らせてもいけませんよね。
ちゃんと謝っておきました。
AIチャットくん、何だかんだと優しいですねー!