ささいみなこ さんへ

みなこさんの文章は、たんぽぽの綿毛みたい。

柔らかな空気が、たっぷりと含まれている。

その行間のあたたかさが、読む人のところに届きます。

たんぽぽの綿毛って、見つけたら、そっと手にとって、ふーっと吹きたくなりますよね。

みなこさんの文章にも、おんなじ魅力があって。

気持ちの余韻を、一緒に味わったり、私も、素直な気持ちを伝えたくなったりするんです。

みなこさんは、ふとした日常の、心ときめく瞬間を、シンプルに切り取って、描いてくれます。

読んでいると、ゆったりと時間が流れてゆくのが、好き。

自分のこと、家族のこと、いろんな方のご紹介文…

どれも同じ時間の流れを感じて、

「ああ、みなこさんの文章だなあ」って、なんだか嬉しくなります。

みなこさんが感じた「素敵♪」の気持ちが、植物のように、私の心にも根を張って。

ふんわりと、肩の力が抜けて。

じんわりと、幸せが満ちていく文章です。

みなこさんの文章からあふれる、安心して身を委ねられるやさしさは、

みなこさんの描く世界が「わたしのお友だち」だからじゃないかな、と思うんです。

大切なお友だちに、大切なお友だちを紹介するときみたいに、大事に届けてくれるから。

言葉の綿毛が、ふわふわと飛び立って、みんなの心に花を咲かせるのが、みなこさんの文章の魅力です♡

中川希美より

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