【noteエッセイ】私を母にしてくれた絵本

今日は、子育て中の私を助けてくれた絵本3選を紹介します。

①パパのカノジョは(ジャニス・レヴィ、クリス・モンロー)

お母さんだから、ちゃんとしなきゃ。あれもこれもしなきゃ。

子どもを育てていると、周りからの「母親とはかくあるべし」なプレッシャーも感じますし。

一生懸命になるあまり、子どもに寄り添えなくなってしまう、本末転倒な時期もありました。

そんなときに「対等な人間として子どもに向かい合う」ことを、軽快に教えてくれるお話です。

②ちょっとだけ(瀧村有子、鈴木永子)

これは、弟妹が生まれたあとに読むと、上の子が愛しくなって泣けてきます。

「ちょっとだけ」が、喜びや寂しさや、複雑に入り混じる気持ちを、見事に表現している物語。

最後のお母さんの言葉が、最高です!

素敵な家族だな、って心がほっこりします。

③ねえさんといもうと(シャーロット・ゾロトワ)

姉妹のお話ではありますが、子どもの自立について、深く考えさせられます。

守る側と守られる側にはっきりと分かれていた親子関係が、対等になっていく反抗期や思春期に、読みたくなる一冊。

「ねえさん」のように、相手の成長を受け入れて、自分も変わっていける親でありたいと思います。

どの絵本も、親として、というよりは、ひとりの人間としてどうあるか、を考えさせてもらった気がします。

うまく向き合えなくて途方に暮れたとき、イライラをぶつけたくなってしまうとき

未熟な私の心に、そっと寄り添い、支えてくれる絵本です。

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