過去の私がくれたもの

いろいろ余裕がなかったのですが、あえて捻出しまして、ひとりランチに行ってきました。

【過去の私がくれたもの】

おいしいなあ…って、しみじみと味わいながら、ふと思い出したんです。

5年くらい前、家族関係や経済状況に行き詰まったときに、カウンセラーさんからのアドバイスで、

「好きなことを100個書き出してみて、それをやっていって記録に残す」

っていう挑戦をすることに決めて、日記を書き始めました。

そのときも確か、ひとりランチに行っていたんですね。

罪悪感を抱かずに、ひとりで楽しんでいいんだよ。

って、自分にゆっくりと語りかけながら、食べていました。

その頃は、文章を書くのも、自分のためだけに好きなことをするのも、久しぶりすぎて。

とりあえず好きなことを実践していっただけの記録だったのですが、

だんだん実現が難しいものだけが残っていったのもあり、

また気持ちが安定してきたこともあり、少しずつ日記の中身は逸れて、

今の自分が幸せを感じるため、未来の自分に日々の幸せを伝えるためのものになっていきました。

で、改めて「好きなことリスト」を見返してみたんです。

当時、2ヶ月ほどかけて考えに考えて、だけど100個は出てこなくて、77個書いてありました。

最近は、リストの存在を、すっかり忘れていたぐらいだったのですが、よく見たら、新しくできたことが増えていたんですね。

ただ流れているだけのような私の日々も、積み重ねてきたものがあった。

目に見える形で残っていて、今こうして力をもらえる。

過去と現在は、ちゃんと意思をもって繋がっているんだな、と思いました。

日記を書いてくれていた、5年前の私に感謝です。

今日の気持ちも、5年後の私に贈れますように。

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