娘が大人になっていた話

わが家の長女は、ただいま高校1年生。

発達凸凹ゆえに、学校に行きづらい歴6年目の、

学校不適応まあまあベテラン勢です。

【娘が大人になっていた話】

私は、自分の見えるもの・自分の感じるものが、自分にとっての常識だったから、

娘への理解を深めて、お互いに心地よい関係を作るまでに、時間がかかったんですね。

すぐには受け入れられなかったし、理解できなかった。

#今だって全部わかるわけじゃない

#ただ確認ができるようにはなった

そんな長女、今も、登校のペースに悩みながら、

でも義務教育とは違うから、単位は取れるように…と、自分で試行錯誤している中で、

こんなことを口にしていました。

“社会の常識ってさ。

この国で生きてるから、この国に生きてていいよって保障をもらってるから、

働いて税金を納められるようになることだと思うんだよね。

今の私にとっては、ね。”

だから、いま高卒資格がほしい。

だから、いま単位をとりたい。

もうすぐ成人して、社会に出ていくことを見据えた視点で、考えているんだなあ…。

って、私はひそかに、子どもの成長を噛みしめました。

#今の私にとってはと

#客観的かつ長期的な視点も持ってるのがすごい

で、通学が難しいなら、通信制高校という方法もあるけれど、

娘はこうも言うんですね。

“私は子どもだから、休んでいいよって言われたら、ずっと休んじゃう。

そして、一度行かなくなると、もう行けなくなっちゃうんだ。

引きこもったら出られなくなる、私はそういうタイプだから、

学校に少しずつでも連れて行こうとしてた、お母さんの対応は、

間違ってなかったと思うよ。”

だから、今の自分が行ける場所を探して、行こうとしている。

そして、これからの自分が生きる場所を、作ろうとしている。

自分の足で、自分の人生を歩きながら、

親のことも、周りのことも、否定しない。

#十代の頃の私よ

#娘を見習えw

本当に…、子どもには、感動させられてばかりです。

この心の豊かさ、私は絶対に敵わないな。

それを嬉しく、誇らしく思います。

いつもありがとう。

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