昔、私が大変だったとき。
「どう頑張っても上手くいかない」「埒があかない」
ときって、努力の方向が間違ってたんだろうな…。
と、今さらながらに思うのです。
【努力の方位磁針】
気づくきっかけをくれたのは、子育てボランティアで出会ったママさんたちでした。
「夜なかなか寝ない」
「ごはんが進まない」
「発達がゆっくり」etc…
目の前の小さな生命を慈しみながら、
ときおり、ちょっとばかりの気がかりを口に出してくれるのです。
それらは昔、私も“ちょっとばかり”気にしていたことで、
だけど今は全部、どうにかなっちゃったことが多くて。
#わが家の偏食さんも発達遅延さんも
#たいへん元気に育っております
子育てに限らず、なにか悩んでいたはずのものが、
「気がついたら、解決してた」が、多いんですよね。
解決してくれたのは、時間かもしれないし、経験かもしれない。
自分と相手の、成長かもしれない。
#悩んでる暇がないだけかもしれないし
#すぐ忘れる脳みそゆえかもしれないw
10代20代の頃は、悩まなくなったら“停滞”だ、と思っていました。
だから、自分で悩みを作り出しては、自己解決に向かって努力していた可能性もあります。
努力に、大きな価値を見出していた年代でもあった。
もしも私がいま、何か努力しているのだとしたら、
“任せる”“委ねる”“見守る”ところなのだと思います。
時間に任せる。相手に委ねる。
昔の努力は、相手を即座に何とかしようとするための努力で、
今とは(努力している感覚はないけれど)、作用が真逆だった。
そのまま進んでいたら、どんな私になっていたんだろうか。
#想像するだけで怖い!努力の方位磁針を、見失ったままにならなくて、よかったです。