くらもとえつこ さんの『愛され家計簿』を、書いてみました。
私、家計簿が書けません。
数字とにらめっこしていると、頭がぐるぐるしてきます。
だけど、この家計簿は、
「お金を使ったときの気持ちを書く」家計簿なのです。
お金を管理するためではなく、自分の本当の気持ちに気づくための、家計簿。
…とはいえ、家計簿だしなあ。
いま特に困っているわけじゃないしなあ。
と、なんとなく二の足を踏んでいた私なのですが。
最近、ノートを書くことで、文章や言葉に対する精度が上がって、とても楽しかったんですね。
ならば、気持ちを書く家計簿も、楽しめるんじゃないかと。
ちょうど新しくお仕事も始めたタイミングで、
家計を見直してみるのもいいよね。
そんなわけで、存在を知ってから、約2年後のいま。
ようやく『愛され家計簿』を、開いてみたのでした。
で、気持ちを書いてみたら、やっぱりすごく楽しくて!
まだまだ入口なのだけど、すでにいろんな発見がありました。
私はとにかく、自分で「これを選んだ」っていう実感をもって、買い物をしたいようなのです。
わが家の必要な定番品だから、切らさないように買うとか、
消去法で「これにするか…」って買うのは、楽しくない。
自分で選びたいんだけれど、
もっといい何かがあるんじゃないか、と探し続けるのはしんどい。
「何かないかなあ」という選び方は、ちょっと疲れてしまう。
#本屋さんを除くw
「今日はこれが食べたいから、作ろう!」って材料を選んだり、
「この本、読みたい!」と買うのは、めちゃくちゃ楽しい。
そういう、まっすぐの「ほしい」を叶えるツールとしてのお金が、
気持ちよくて楽しい使い方なんだな、って。
言葉にすると、あたり前。
だけど、日常の買い物には、想像以上にノイズが多かった。
ということに、気がついたんです。
まっすぐの「ほしい」以外の、暮らしに必要なものは、
いちいち選ぶことが、逆にストレスになるので、
必要な分だけを、淡々と買いたい。
選ぶということが、私にとって大事なのは、なんとなく自覚していましたが。
存分に選びたいものと、逆に省エネモードで、選ばずにすませたいものがあるのは、おもしろいなあ。
とにかく最初は1週間続けてみる!
『愛され家計簿』のはじめに、そう書かれています。
約10日間やってみた私は、こんな感じです。
これから、どんな気づきや変化があるんだろう。
とっても楽しみです!
