メディアリテラシー講演会

小学校で、高学年の児童と保護者を対象に「メディアリテラシー」の講演があったので、聴きに行きました。

私には聞き慣れない言葉でしたが、メディアリテラシーとは、

メディアが伝える情報の中から必要な情報を自分で選び出し、内容の正しさを確認し、活用する能力や技能のこと。

なのだそうです。

インターネットやニュースなどの実例から、身近な貼り紙などの文例に、簡単な実験を加えて、わかりやすく説明してくださっていました。

なるほど、小学校高学年だと、こういう説明の仕方だったら伝わるのか。

と思いながら、私も興味深く聴いていました。

情報を受けとるコツ

  1. 答えをすぐに決めつけない
  2. 事実と意見をゴッチャにしない
  3. 一つの見方ばかりしない
  4. 見えない部分も想像する

発信するコツ

  1. 明確さ
  2. 正確さ
  3. 優しさ
  4. 易しさ

というお話だったのですが。

聴きながら、途中から、

「これって、メディアに限ったことじゃないよね…?」

という思いでいっぱいになりました。

コミュニケーションの基本

メディアを例に話してくださっていますが、そもそもの人間関係に当てはまる話ですよね。

きちんと理解して、お互いに言葉を伝えたり受け取ったりしていれば、学校生活でも、大きな友達トラブルは、起こらないんじゃないだろうか。

そう、思いました。

お話の最後に、

重要なのは、テクニックでは無く、思いやり!

とあって、さらに納得でした。

こういうことが、正しく理解されていたら、私が経験してきた人間関係の問題の大半は、大事にならなかったような気がします。

子どもたちに伝えていく

インターネットの発達で、世界中と簡単に繋がれるようになった今の子どもたちは、私が同じ世代だった頃よりも、世界が広くて。

身近な人に対してだけでなく、さまざまな場面で、このメディアリテラシーの内容を踏まえて、コミュニケーションしていかなくてはならないんですね。

大変だなあと思うと同時に、でも世界の広さに関係なく、コミュニケーションの基本は一緒なんだな、とも感じました。

自分よりも小さい頃から、ゲーム・スマホ・パソコンに触れている子どもたちに、どうやってモラルを伝えたらいいのかは、長年の悩みどころでしたが。

根っこは同じだとわかると、少し理解できそうな気がしてきました。

「メディアリテラシー」の通りに、わかりやすく聴かせていただき、ありがとうございました!

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