サン・テグジュペリの、
“愛し合うとは、
二人がそれぞれ相手を見つめ合うのではなく、
二人がともに同じ星を見つめることだ。”
という言葉が好きです。
【わたしの旦那さま】
子どもたちの話はよく書くのですが、
たまには旦那さんの話も、書いてみようかなと思います!
#レアキャラです
私の旦那さんは、とても理論的で、弁の立つ人です。
第一印象は、人当たりのいい、理系の営業マンか、塾の講師みたい。
一緒に暮らすと、“我が道をマイペースで行く、理論派の昭和男子”なので、
感情に引っ張られる&言葉がすぐに出てこない口下手な私とは、
噛み合わないことも多々起こります。
旦那さんは、結婚当初、
「守れない約束はしない」という理由で、永遠の愛を誓いたくない人。
#だって未来はわからない
私は、
「いや、そこは寄り添おうよ。現実の未来がどうであれ、
今の瞬間の気持ちを、正直に伝える手段でしょ」と考える人。
#神に誓えない夫婦w
旦那さんは、私が不安に押し潰されそうなとき、なぐさめはひとつも言わないし、
それは心配だねって共感はしません。
「なるようにしかならない」「考えすぎ」って返ってきます。
寄り添って和らげるタイプではありません。
なので最初のうちは、冷たく感じて、腹が立つこともありました。
でも、寄り添いはしないけれど、
「この場合はこうするしかないし、そうなったらそうするしかない。
やることは決まってるんだから、考えてもしかたがない」
理論的にピースをはめて、組み立ててくれるタイプでもあるんです。
だから、見つめている星の方向が違うと、「この人は全然わかってくれない」と、不安が増すのだけれど。
同じ星を見つめているならば、的確にゴールを目指すための、いちばん心強い味方になる。
サン・テグジュペリの言葉が真実なのだとしたら、
そんな旦那さんに不満を抱いていた頃の私は、恋をしていて。
「噛み合わない」と嘆いていた部分が、こうして安心感に変わった今は、
前よりちょっぴり“愛し合う”夫婦に、なれている…のかな?
だったらいいな、と思います。
まだ先は長い予定なので、たくさんの星を、一緒に見つめていけたらいいな!