夜は居酒屋にもなるらしい「食堂」が、近所にあります。
前に、お義母さんに初めて連れていってもらったときは、なるほど確かに。
顔見知りのご近所さんや、作業服を着た男性客などがたくさん呑んだり食べたりしていて、地元密着の食堂! という雰囲気でした。
テーブル席や座敷席には鉄板があって、焼き肉も食べられるし、普通の丼や定食メニューも豊富。
おいしいけれど、量が多くて食べきれないのと、気忙しい空気感があって、私のひとりランチには向かないかな。
ホルモンうどんとオムライスがおすすめとのことで、そのときは、一緒に鉄板でホルモンうどんをいただきました。
隣のテーブルに運ばれてきたオムライスが、どん! と大きくて、「これは食べきれないな…」と眺めながら。
いつか機会があったら、誰かとシェアしよう。
――そんな話を旦那さんにしていたら、オムライスをテイクアウトしてきてくれたんです!
ケチャップをかけて食べる、昔ながらの、薄焼き卵のオムライス。
嬉しい! いただきます!
鶏肉とたまねぎとピーマンが香ばしいチキンライスに、ケチャップと卵がよく合います。
おいしい! 昔の家庭の味を、そのまま再現したみたい。
実家の味という意味ではなくて、いつかどこかで食べたことのある懐かしさです。
ちょっと冷めていても気にならないし、むしろなじむぐらいの味で。
少し上の世代の人の言う、いわゆる「喫茶店のナポリタン」に近い存在かもしれない。
量はやっぱり多かったけれど、自宅でのんびり食べられるからか、意外に完食できました。
旦那さん、ありがとう。ごちそうさまでした!