夕方、次男とババ抜きをしたあと、眠くなってうとうとしてしまいました。
わずかな仮眠をもらって復活し、慌てて夜ごはんにします。
すると食後に、次男が出しっぱなしにしていたトランプを集めていました。
誰に頼まれてもいないのに、自分から片づけてくれるなんて…!
この間まで「おかあさんも使ったでしょ! いっしょに!」って言われていたのに…!
感無量です。
「お片づけありがとうね。お母さんも使ったのに、お手伝いできなくてごめんね」
そう声をかけると、次男はニコニコと近づいてきて、
「もっとお手伝いしてあげるよ!」
と言うではありませんか!
3歳、4歳と時を経て、いよいよ6歳になった次男の真の力を見せてもらうとき!
――すごく、成長していました。
今までは、食器洗いの泡立てや、洗濯物をピンチに干すといった、花形のお手伝いばかりで、ほかは嫌がっていたんです。
けれど今回は、食器を運んでシンクに浸けたり、洗濯物のしわを伸ばしたりと、前後についてくる作業にも手を貸してくれましたし。
洗い終わって濡れた床も、拭いてくれました。
言葉で説明して伝わることも増え、どうやったらできるかを自分で考えてみるようになり。
「子育てとしてのお手伝い」から、「お母さんの助けになるお手伝い」に、少しずつ変わってきた次男なのでした。
お母さん、助かったし嬉しかったよ。ありがとう!