6月の香り

自転車で買い物に出かけたら、水を湛えた田んぼに、緑の稲が伸びていました。

まだまだ短いけれど、シュッと空に向かっていて、元気がよさそうです。

青い空には、ちぎれた綿雲が浮かんでいます。

目の前を横切る、つばめたち。

を感じたときと同じ、むせかえるような土と草の香り。

でも、それよりやや湿気を含んだ風が、体にまとわりつくように、6月の匂いを残していきます。

もうすぐ、梅雨入りしそうですね。

季節の変わり目を、肌で感じた日でした。

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