「救給カレー」を食べてみた!

子どもたちが、こぞって「おいしいよ!」と言うのです。

給食のカレーは、おいしい。
これは普遍的な心理かつ真理。
好き嫌いの多い子どもだった私でも、給食のカレーは好きでした。

でも、この「救給カレー」は、防災食なのです。
レトルトパウチになっていて、常温のまま食べられるというすぐれもの。
防災給食として、ときたま学校メニューに上がってきます。
私の頃には、なかったなあ。

「あったかくなくても、おいしいんだよ!」

味覚過敏で、温度や匂いや食感が鋭いがゆえに、
偏食っ子になっている、わが家の息子たちが。

常温のカレーを、おいしい、ですと…!?

カレーは、あったかいのが好きです。
カレーライスも、カレーまんも、カレードリアも。
カレーパンや、カレーコロッケなら、まだわかるかな…。
それでも、常温かあったかいか選べと言われたら、熱いほうがいいです。

しかし、そんなにも息子たちが「おいしい」という、防災カレー。
気になるので、食べてみました!

こちら、Amazonで取り扱っておりました。

ごはんが入っていて、スプーンつき。
そのまま食べられます。
おまけにアレルギー品目も不使用とのこと。
なんて高機能な防災食なんだ。

開けてみると、

しっかりとカレーをまとったお米が。

ピラフのように、ぱらぱらしていません。
カレーをやや少なめにかけて、ごはんとしっかり混ぜあわせたような感じ。
ちゃんと水分を含んでいます。

いざ、実食。

「…いける…いけるぞ!?」

味としては、家庭的な懐かしさとでもいうのでしょうか。
子ども向けの、甘口カレー。
安心感の中に、ほんのりとカレーの辛み。

カレーライスだけど、常温でも嫌じゃない感じは、カレーパンに近いかも。
お弁当用カレーとか、温めずに食べられる離乳食カレーとかは、あんまり得意じゃなかったのですが。
これなら、いけそう。

おまけに、これ、しめじが入ってるんですよ。
何がすごいって、うちの息子たち、きのこが大の苦手なんです。
自宅でカレーに入れると、ものすごく嫌がる(笑)。

その彼らに、きのこを食べさせ、
あまつさえ「おいしい」と言わしめる、技術の高さ!
すごい! 素晴らしい!!

なお、湯煎で温めてもおいしい、と裏面に書かれていたので。
温めたバージョンも、食べてみました。

やっぱり、あったかいほうが、私はおいしい。
これはもう、日本におけるカレーの、厳然たる事実であると思いますね。

とはいえ、常温でこれだけのおいしさを叩き出す「救給カレー」。
非常時でもないのに、子どもを笑顔にしてくれる一品。
きっと災害時には、たくさんの親子の心と体を助けてくれるに違いありません。
最上級の尊敬に値する食べ物です。

心からの感謝をこめて、ごちそうさまでした。

給食や防災食は、本当に年々進化していて、素晴らしいですね。
ごはんがおいしいって、大事です!

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