ようやく、映画館に行けました!
小説も読んだけれど、やっぱりこれは、映画がベスト!
動くダイジンは想像していたとおりに可愛くて、動く椅子が想像以上の可愛さでした。
映画館のショップに置かれていたぬいぐるみが、ダイジンと椅子だったことにも納得です。
キャラクターの“生きている”躍動感も、生命と色彩あふれる世界も素敵で、
だからこそ“生きられなかった”無念さが、際立って深く突き刺さってくる。
主人公はハッピーエンドなのだけれど、だからこそ、ダイジンの救われなさがやり切れない。
エンドロールを終えても、幸せな余韻の奥に、ずしりと重たいものが沈んでいて、立ち上がるのにしばらく時間が必要でした。
でも、その重さを飲み込んで、「いってきます」と明日へ踏み出さなければならないんです。
だって私は生きているから。
おもしろかったし、楽しかった!
“だからこそ”忘れがたい重さが、記憶に刻まれる作品でした。
[2023.6.1追記]
好きなことリスト、23番目。