「辞書の辞書」的な存在って、いいですよねえ。

ひとつひとつのエピソードが短いので、いつでもどこでも開いて閉じられる本。
辞典の魅力を、しっかり発揮してくれています。
わたしは番組を見ていないので、掛け合いを想像しながら、楽しくまったりと読みました。
ただ言葉で遊ぶだけじゃなくて、専門家の見地に触れられるのも素敵。
辞書を作るのも、言葉を使うのも、やっぱり人なんだな。って感じる。
そうそう、この間ね。
「”言葉”って”便利”だなあ」
って、思ったんですよ。
というのも、国語辞典で”言葉”と”便利”を引いて、言い換えてみると、
「”人間が意志や感情を伝えるために用いる、音声を中心とする、意味を持った記号”って”都合がよく役に立つ”なあ」
…という、回りくどい表現になるのですけど。
(ここからさらに単語を引き始めたら、カオスになっておもしろいんですけど、そこはいったんおいといて)
この長文が「言葉って便利だなあ」で、伝わるわけですよ。
わたしたち。
言葉の基本的な意味を共有できているという前提があって、
他人とコミュニケーションがとれることって、
本当にありがたいことだよなあ。って思うのですよ。
で、言葉を使える人間に生まれたわたし、ありがとう!
ヒトの叡智が詰まって、しかも進化し続ける国語辞典、バンザイ!
…っていう気分になって、また読む。
ゆっくりと、お茶を飲みながら。
これもまた、辞書呑みの一種ではあるのかもしれない。