夏を感じてみる

毎日、暑いです。

私が子どもの頃は、同じ夏でも、気温25~28度ぐらいで、「暑いね」と言い合っていたように思うのですが。

今は、30~35度ですから…これが地球温暖化かなあ、としみじみ感じる毎日です。

私の体力も落ちているし、子どもたちの熱中症も心配で、なかなかエアコンなしでの生活はできません。

でも、高校生ぐらいまでは、ほぼクーラーなしで生活していたはずなんですよね。

実家の母は、エアコンが嫌いだったので、扇風機の前で、妹と伸びていた記憶があります。

今日は、そんな昔を思い出して、クーラーなしで寝転がってみることにしました。

しょわしょわと鳴く、セミの声。

目を閉じてもまぶしさを感じる、じりじり焼けつくような日差し。

汗ばむ体の、畳に触れる背中だけが、わずかにひんやりして。

網戸から、ほのかに吹き抜ける風が、生温いのだけれど心地よい。

小学生の夏休み、プールから帰ったあと、こうして昼寝をしたなあ。

今にも、母がスイカや素麺を持って現れそうな気がします。

しばらくして起き上がったとき、体は確かに暑かったのですが、不思議と快い気分でした。

改めての実感になりますが、自分の体と心をフルに使って「感じること」って、大事なんですね。

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